2011-09-10から1日間の記事一覧
ソウル郊外の吉祥寺(キルサンサ)。最後の日に、ここで「ハッキョへの坂」を朗読。緑がとても美しいお寺。昔は料亭で、その女将が寄進したものだそう。静かな日溜まりの中で朗読した時、頭上からは鳥の声がきこえ、詩の中の風景がそのまま、現れてきたよう…
地下鉄で見かけたおしゃれな広告。「ピアノを止めて。今日は雨の音が主人公だから」というような意味です。
夜遅く入った、ソウル・インサドンの「小鳥カフェ」。古風かつ可愛いらしい内装の店内に、小鳥が数羽、放し飼いにされている、伝統茶のお店。凄く落ち着いた。小鳥のさえずりをききながら、「あじさい茶」の甘露を味わいました。孤独な日本の歌人の話をしな…
韓国は、今は漢字をほとんど使いません。昼の光の下、ソウルの街並みに蝟集するハングルはかしましく、視覚にも痛いような感じ。でも夜のネオンサインのハングルはただ美しい。黙して語らぬ何かに、優しく見つめられるよう。右は「スターバックス珈琲」。
チネで出会った、可愛いムグンファ(むくげ)。しぼんでもまた咲く生命力の強さが、韓国の歴史と韓国人の性格にも例えられるという国花です。
韓国・チネで出会った鳳仙花。この花びらで爪を染めて、その色が初雪の日まで残っていれば恋が実るといいます。ほんとうに、そんな色です。