インタビューと詩の朗読によるドキュメンタリー、
『自然と兆候/4つの詩から』(監督:岩崎孝正/2015/50分)
「ともにある Cinema with Us 2015」部門で上映されます。
内容は、いま福島の風景を撮影している写真家北海道在住の露口啓二さん、韓国の鄭周河(チョン・ジュハ)さん、 映画監督(『いのちの食べかた』で知られる)ニコラウス・ゲイハルターさんたちの福島での撮影の様子やインタビューの合間に、作家と詩人が登場し、朗読するというものです。
朗読の出演は、作家の徐京植さん、詩人の若松丈太郎さん(テクストのみ参加。朗読は朗読家による)、そして私です。私は詩「夏の花」(『奪われた野にも春は来るか』(高文研)所収)を朗読しています。3月に広島の原爆ドームの前や周辺で撮影しました。
原発禍が時とともに忘れられていく感を否めない現在の状況のただなかで
大変意義のある映画だと思います。
この映画に存在する複数のまなざしと語りと詩の言葉を通し、
多くの人が原発問題を新たな次元で想起してほしいと切に願います。
日時は10月10日(土)12:40-13:30(終了後質疑応答あり)、会場は山形美術館1です。
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