告知です。
5月16日に京都のキャンパスプラザ京都で
中村純さん、岡島弘子さんと私の三人で
公開座談会「ラクダが針の穴を通るとき─3.11後の時代と女性の言葉」を行います。
司会は一色真理さん、コーディネーターは為平澪さん。
三人それぞれの詩的感受性が、
大震災と原発事故という裂け目を超えてつかみとった詩の可能性とは何か。
いったいどうすれば「ラクダは針の穴を通る」のか。
3,11後、私はむしろ詩にはひとにとって未知の、そして根源的な力があると確信するようになりました。
ひとの最後に残されるのは言葉、そしてうたであると。
今回私は3.11後に書かれた高良留美子さんの詩を
パウル・ツェランの詩論とからませて語りたいと考えています。
多くの方々と対話して新たな詩の可能性を感じ取りたいと思います。
これからの言葉と社会について一緒に考えましょう。
・日時/5月16日(土) 13:30開場 14:00開演(16:30終了予定)
・会場/キャンパスプラザ京都 ホール
・パネラー/岡島弘子(詩人)河津聖恵(詩人)中村 純(詩人)
司会/一色真理 (総合司会)為平澪
主催/土曜美術社出版販売「詩と思想」編集委員会 「詩と思想」編集部
・ラクダが針の穴を通るよりも難しいでしょうか? 震災後、核災後の世界で「希望」を語ることは……。閉塞感ただよう時代にひとすじの光を求め、明日へとつながる小さな穴を穿つ、しなやかでやさしい女性詩人の言葉に耳を澄ますひととき。