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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

本日オープン!「朝鮮学校の正しく新鮮な情報をお届けするウリハッキョon the web」

本日、新しいサイトがオープンしました。
朝鮮学校の正しく新鮮な情報をお届けするウリハッキョon the web」http://urhk.jp/
私も下記のような応援メッセージを寄せました。
多くの方々に是非見てほしいと思います!

応援メッセージ
自分の未知の力を信じて頑張ってほしい
2007年、「文藝春秋」に書いた「プロメテウス」という、戦時下に虐殺された詩人尹東柱へのオマージュ詩が、2009年に「朝鮮新報」に取りあげられました。
それがきっかけで、知り合った京都の朝鮮学校出身者に、同年12月に同校のクラブ活動の見学に連れていってもらったのが、朝鮮学校との交流の始まりです。
2010年2月には授業風景も見学させて頂きました。
その直後、朝鮮学校の無償化除外の問題が浮上しました。
同校を取り巻く言葉の暴力に対して私は大いに危機感を抱きましたが、同じ気持でいた詩人たちと共に、同年3月には除外反対のアピール、4月にはリーフレット、また8月には『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』を出しました。
その後は京都、広島、東京、東北など各地の朝鮮学校を会場にして、あるいは学校の協力のもとに、朗読会を行っています。
その時々において朝鮮学校の魅力を発見しているように思います。
初めてクラブ活動を見た時は、民族舞踊部の少女たちのひたむきに舞う姿と、リーダーの大人びたまなざしに驚き、心を揺さぶられました。
また、授業風景では、先生たちがどれほど生徒達を思いやっているのかが、声とまなざしからひしひしと伝わってきました。
生徒たちの背中から、それぞれの思いを抱いてここで学んでいるのだと感じ取れました。
私は朝鮮語が分からず、すべての印象は直感的なものでしたが、その後交流を深める中で、自分の直感が間違っていなかったことを実感しています。

朝鮮学校に通う学生たちへメッセージをお願いします。
多くの人々の思いに支えられた学び舎があなたに与えた生きる力は、人生のどんな時にでもあなたを支えてくれるでしょう。
自分の未知の力を信じて頑張ってほしいです。
そしてあなたの新しい力で、在日コリアンの人々だけでなく、日本人にも少なからず存在する良識と真実を求める人々をもどうか励まして下さい。
言葉によって、対話によって、そして知恵を出し合って、この社会をより善きものにしていきましょう。
出会いと触発の喜びをもって。