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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

ハッキョ(二)(「東柱を生きる会」オプショナル・ツアー)

P2050003_13 私たちを何人もの先生や生徒さんが出迎えてくれました。
校長室で金校長先生にご挨拶。
まずお茶をいただきました。
「二月なので高校三年生はいないので
中学を中心に見ていただこうと思っています」
二月ってそんな時期だったんですね。
忘れていた。

色んな学年の色んな授業を見せて頂きました。
授業はすべて朝鮮語です。
総じてクラスの生徒数は少なく、
先生も若くてきびきびとしていて
まなざしが一人一人に行き渡っている感じ。
寝ている子やこっそり「内職」をしている子はいません。
(でも案内してくれた先生に
「今日はみなさんが見学ということで、背中がずいぶん緊張してます」と
 みやぶられていましたね)

中学校の英語の時間では
五文型を教えているところでしたが、
黒板でSVOCを教える女の先生の
びしびししたリズミカルな感じが快いです。
この授業だったら私も分かりますし。

別な教室では討論の時間。
「携帯電話を持つことはいいかわるいか」
のテーマでいくつかグループを作っておしゃべりしてました。
また今度行くスキー旅行の説明をしていた教室や
情報処理科の生徒が
インターネットについてのモラルについてのテスト?を受けていた教室もありました。
「見知らぬメールが送られてきたらすぐに返信をするか?
 もちろんマルマル!」
先生が子供の頭をこつんとこづく。
うーん、何だか懐かしくもいとおしい光景・・・

高校の社会や英語はさすがに難しそうでした。
廊下に展示してあった現代アートのような作品や
生徒が撮ったアートっぽい学校生活の写真が面白かったです。

写真のようなストーブの上のやかんの湯気が
教室のまんなかでみんなを優しく暖めていました。