本日の京都新聞朝刊記事です。当事者の生徒さんや先生方の苦しみが伝わってきます。鄭君は『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』で、詩「サムル」を書いてくれました。なお本日付の「初老のトクさん」がこの再凍結の持つ深刻な意味を説き明かしてくれています（→http://ameblo.jp/khbong/）
２月８日付京都新聞朝刊
北朝鮮による韓国砲撃で停止された朝鮮学校への高校無償化適用審査について、高木義明文部科学大臣が「当面は再開しない」と表明したことに対して、京都朝鮮中高級学校（京都市左京区）の校長や生徒が７日、「到底受け入れられない」として無償化の即時適用を強く求める談話を発表した。
孫智正京都朝鮮学園理事長名で出された談話では「安全保障上の問題を口実に手続きを再開しないのは、すべての外国人学校への無償化適用を決めた理念を自ら踏みにじるもの」と政府を批判した。
発表の会見では趙明浩校長が速やかな手続き再開を求めた。３月６日に卒業式を控えた高級部３年の鄭勇成君（１８）と金亮佑君（１８）が「政府の論調が堂々巡りで悔しい。後輩たちが充実した生活を送れるよう、１日でも早く無償化適用してほしい」と訴えた。 高木文科相は４日、東京朝鮮学園の異議申し立てに対し、「不測の事態に備え、万全の体勢を整えていく必要がある」と審査停止の理由を説明していた。（森山敦子）
