このブログでもすでに記事にしましたが、昨夏、愛沢革さんと丁章さんと私で、詩人尹東柱の墓を訪れ、墓前でミニ朗読会をひらきました。その旅で感受したものを、こんどは詩のことばにして、詩人の命日に伝えたいと思います。多くの方々のご参集をお待ちしています。以下ご案内です。
詩の集い
「尹東柱とわたしたち・2013」
詩朗読 : 愛沢革 河津聖恵 丁章
日時 : 2013年2月16日(土) 午後6:30開演(6:00開場)
会場 : 喫茶美術館
参加費 : 1500円(1ドリンク付)
定員 : 50名(予約制)
予約先 : Tel/Fax 06(6725)0430(和寧文化社) waneibunkasha@yahoo.co.jp
みなさまへ
謹啓
このたびは上記の集いのご案内を差し上げます。
昨年の夏、わたしたち(愛沢、河津、丁)の詩人3人は、尹東柱の墓参の旅
に出かけました。
わたしたちそれぞれが胸に抱く尹東柱への想いを、朗読にして亡き詩人が眠る
墓前に捧げました。
詩人のまなざしのようにその丘に降っていた天の青と、詩人がのこした意志
のごとく草むらに吹き渡っていた無数の風。思い出すと今もその時空は永遠の
生命のようにいきづき出します。(河津聖恵)
それは、わたしたちが尹東柱の詩魂につつまれる厳かにも透きとおったひと
ときでもありました。
尹東柱の墓前でわたしたちが感じたもの、わたしたちのいのちに吹き込まれた
何かがある。尹東柱が人をして揺さぶり奮い立たせわたしたちに息づかせる志
がある、それはなんだ、ということをこもごもに語り広めねば。(愛沢革)
このたび、わたしたちは、尹東柱の命日である2月16日に、今一度、亡き詩
人に捧げる朗読会を行うことにしました。
そしてこんどはみなさまにも、わたしたちが尹東柱の墓前でつつまれた、あの
詩に満ちた美しい時空を、どうか共に感じていただければと願っております。
「尹東柱とわたしたち」そのわたしたちの一人として、みなさまも、尹東柱の
詩魂の時空につつまれてみませんか?
みなさまのご参加をお待ちしています。
艸々頓首 丁章