#title a:before { content: url("http://www.hatena.ne.jp/users/{shikukan}/profile.gif"); }

詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

#連歌デモ2552〜2615

※全行程はHP(http://reliance.blog.eonet.jp/default/shikukan.html)にて御覧いただけます。

2552喜びを歌い続けて世を励ますそれが仕事の小鳥達汚れし空気に喉枯らしつつ健気にも声を緩めず/青空を高く舞う雲雀の声は天を貫き宙を裂き/家持たず雨の日なれど空を行く小さき鳥は吹きすさぶ毒の風肌に受け向かい風にも立ち向かい飛ぶ/巣に餌運ぶ親鳥は子らを思いて虫を咥え急ぐ家路

2553日本という島の形を感じる為有明埠頭発苫小牧行きフェリー乗り太平洋青き海から眺める岸部過ぎ行けば島の輪郭浮き彫りになり/金華山晴れ渡る空巨大な魚影鯨行き/三沢沖向うに見えるは六ヶ所の国を滅ぼす再処理工場/夜の海強く羽ばたき海に潜るを繰り返す?の雄姿大海原で魚追う孤独

2554たかが電気のためにいのち張る再稼働するとはそういうことだ

2555全国に避難した家族の声聞こえてる絆ではなく木霊のように

2556お父さんパパあなた気をつけて避難をさせてくれてありがとう

2557たくさんの放射能を浴びたから不安と恐怖今日も闘う

2558二百十日に子規の地震の不安の句壊れ原発持つ今につながる

2559大文字で叫ぶ歌よし世に刺さり私の小文字よ人に届けと 

2560全ての色を混ぜ合わせたなら白になり白をまたプリズムに透かして見れば虹が出て/万物は一なる主題の変奏曲燃える太陽その主題なり/影もまた巡る変奏の一つなら如何なる悪も唯過ぎ去りゆき/我は今短調長調の狭間に流るる川のせせらぎ聞きて立ち/万物をプリズムに翳し太陽の光に戻し

2561自らで国を守るが自衛隊空から石棺出来ぬならブルーシートせめてかけ給へ/時限爆弾抱えたる福原にもしもの事があったなら北半球は壊滅せりソ連アメリカ他人事では済まされぬ/日本の国土この龍体に巻き付けられた原発の呪縛解き放ち聖龍よ大空再び舞い昇れ/ウラン鉱石元の祠に返し祀り

2562猫に鼠蛇にマングース油ムシなら天道虫この自然界全てに天敵ありて 放射能喰らう怪物今何処に/微生物キノコや苔や海藻達時間をかけ悪しき物質を分解し土に還してくれまいか/不自然界を作り出したる科学の所産放射能/血清持たずに森へ行き毒蛇に噛まれ/放射能喰らう新種のキノコ出る

2563大波に揺られ翻弄浮き沈み大海を右往左往する子魚の如く口入る物に一喜一憂不安の浪間をひた生きる/三度の事何時も危険が付きまとい安らぎ喜び消えにけり/食べる本能身体を養い維持する命の基本こんなにも思い悩んで青ざめし日々/人民の命を脅しじわじわと追い詰める卑劣な食品テロ

2564エコーで聞く心音が ここにいる ここにいるよと強く主張する 頑張って生まれておいで 僕が守るから

2565遠きシベリアより鶴の群れ北海道に降り立てりサスライの渡る鳥共葦原の瑞穂の国に撒かれし毒を噂して鳴き/水田に稲を啄ばむ白き水鳥は田に張られし水で喉も潤し/ミミズ駆除する農薬が撒かれた穴に首を入れ息絶えし小鳥の哀れ/鳥や獣に罪非ず母なる土を汚す愚かは唯人のみが犯す大罪

2566災いの嵐吹雪けるこの今に月星の美を語る者夢見る事を咎められしか/秋深まれど虫鳴かず静けさの中刻む時計の秒響き/信州に住まう友から便り有り薪割りの冬支度今日始めたと/彼岸には武蔵野の森に眠れる我が父の墓を訪ねて花手向け亡き人と昔話に花咲かせ/戦火の中も心の糧は夢と愛

2567カタカナで「ガレキ」と呼べる何ものか誰がなにゆえ事こじらすか

2568無邪気に見えて悲しみを小さな胸にしまいこむ君は 離れたパパのことひとことも言わずに

2569パパは福島でお仕事だからと言いつつも 悲しくなる私をちいさな目が励ますの まま だいじょうぶ だいじょうぶだよと

2570黄昏の田に舞う白鷺たちよ何も知らずに舞うのか それとも毒を知りつつ無邪気に舞うのか

2571物想い日毎に深まる秋の闇人々が熟思するを促す様に/目を閉じて心の内を探りたる内なる深淵秋の夜長に/誰しもが心の奥に持つ湖縁に立ち深く潜るに身を投げ飛び込み/探りゆく澄みたる水に身を沈め更なる深みに自己を求めて/セノーテとマヤの文化に人の呼ぶ碧なる淵その深水に輝ける光

2572海は凪ぐとも濁りゆき人は和せども誠無し沈黙の海にさざ波立てよ命を込めて言霊を放つ/多くの波は干渉しやがて大きなうねりとなり月の魔力も味方し波打ち際に百万遍も打ち寄せし/我想い波に砕ける泡粒となり真白く弾け砂浜に散り/泡の気泡は宙に舞いシャボンの様に遥か消えゆく月の宵

2573人は皆土から生まれし泥人形死して皆土に還れり/根を通じ全ては土に繋がり生かされる育て養う黒き母なる土の懐/生きとし生きるもの全て土に戻りて一となる数多の屍時を経て母なる土にならんとす/聖なる土を崇めずにその恩寵を想わざる人が崇めし鉄と油/産業革命土無し処に命はあらず

2574三重産の新米噛みしめ楽しみつつ北の農夫の無念を思う

2575無念なり稲穂も頭を垂れおるに眼を逸らす国と東電(2574へ返歌)

2576ゆくえすらわからぬおさなごのために 祖父が祈りを託してあげた鯉のぼり おさなごよ 早く見つかれよ 生きているなら逞しくと

2577子の健やかな成長願い祈りを込めた雛人形武者人形が飾られた 放射能の荒れ地に留守預かりて置き去りになりし人形達/滝すらも昇る鯉とて鯉幟空を舞い吹く風に怒れる踊り尾を上げて/鯉幟子供の夢を運ぶなら子らを何処かに連れて行け空気や水の清浄なる国へ/青空に赤や青、桃、鯉が舞い

2578いざ今日も「己れの歌」を歌い継げ世を蝕む「マルスの歌」なる沈黙に抗え

2579沈黙に抗いかそけき想い乗せ我が歌よ空に歌と交われ(2578へ返歌)

2580沈黙は金にも銀にもなりはせぬゆえに叫ばん「原発いらない」(2578へ返歌)

2581祈りして愛の響きに言の葉の紡ぎに睦む夢を叶えて(2578へ返歌)

2582おそらくは君の子供や孫たちに苦難を強いる事少なかれ(2581へ返歌)

2583未来して共に歩むやとわの愛独りならずと携えあいの #連歌デモ (2582へ返歌)

2584沈黙とふ饒舌思ふされば人言葉の饒舌もちて抗へ

2585ああ人よ我ら言葉を与へられぬさればよ言葉溢れさせなむ

2586言葉もて全きを問へこの国の形と容と道をこそ問へ

2587あるいは人眼差しをもて国を視よ今に至れるまたこれからを

2588君の住む町にも咲くやたわわなる萩の花咲き秋はふり行く

2589誰がために君は泣きおり悲しくも我はこの手を握りこぶしに

2590君よ頼むから食べて応援はするなよ 君に続くあまたのいのちのためにもしてはいけない 君もまた君の母が君を十月抱え産み育てたいのちだからこそ

2591(引用・番外)体勢を立て直してやり返せ 叫べ今日を生きているその声で 白旗を降ろして染め直せ 我等今日を生きているその色に(注:イースタンユース「直情バカ一代」) 

2592子供には大人以上の感受性あえて苦の種押しつけまいぞ 

2593草を食む羊や牛や山羊たちの長閑なる牧場の午後に緑広がり 山を越え吹き降ろしたる死の風に谷蝕まれゆくと誰ぞ知る/防ぐ術なし毒風に唯侵されたる悔しきを山に向かいて叫びたる空しきこだまの返るは悲しき/この羊連れ牧童の様に彷徨い求める新天地モンゴルの平原ならば良し

2594君の手が愛し子を抱くときに どうか愛の意味をしっかりつかまえよ 愛し子を離さぬためにも

2595核廃絶が実現しユダヤ資本を倒したら世界は直ぐに楽園になると思うは楽天主義/何かを倒せば良いのだと窓を開ければ良いのだと短絡的に考えるそうして人は何時の世もメシアカリスマ待ち望む/熱し脹らみ拡大しはち切れんばかりの地球なら縮み凝縮圧縮して遠心力を求心力替える世界の大転換

2596一週間巡る速さは夢の如し鮮やかに目にも眩しき秋晴れの青空の下 日曜の朝の静けさ沁み渡り/安息日なる日曜はデモを休んで心の洗濯真白きシーツの黒き汚れを洗い流し 新しく始まる週を備え待つ/罵りて短所を指差すだけならば心は修羅になりにけり 罪を憎みて人を憎まず悪も人の子

2597カネに塗れて欲を増し曇り濁りし人心の心の内に巣食いたる寄生虫原子力/欲を餌にし身を肥やし人の魂迄食い尽くす難攻不落のモンスター/自らの心が産みし怪物を自らの手で葬りてこの文明の自戒とす核の墓場は人類の己を映す寺院也/石棺に眠る巨人は御前自身欲を注げば今再び蘇り

2598ふくしまの #かんしょ踊り「踊るな」と天晴れ認む抵抗の効き目(注:会津民衆の怒り 「かんしょ踊り」経産省包囲)

2599宇宙船地球号の舵取り直せ70億を乗せた船誰が氷の大陸へ向かい 進めたその死の航海面舵一杯ヨウソロー引き返せ緑の大地希望の国へ/肩を落とすな絶望するな強欲と傲慢の支配は終わる核の火を消せ地球が火事だ 今が分け目の関ヶ原気を抜くな女も子供も戦っている命を守る唯その為に

2600秋空の青の奥には何の色幾千億のもう死んだ人

2601幾千億はや死にたまいし人々に連なる定めも「原発ではイヤ!」 (2600へ返歌)

2602夕焼の赤の裏には何の色殺した人と殺された人

2603人の世に殺し殺され繰り返しなお文明と人は呼べるや(2062へ返歌)

2604色のなき風はどこから吹いてくるいまだ生まれぬ子の笑ひ声

2605明日生まる明後日生まるその子らの笑いを乗せて白き風来よ(2064へ返歌)

2606優しき風よ吹きわたれ 今生まれるいのちにも 明日生まれしいのちにも笑顔をのせて 深き悲しみから芽生えしいのちゆえ(2064へ返歌)

2607「割れ鍋にかけ流し」の惨状ふくいちの汚染水タンクは20万トン超ゆ(注:今朝の東京新聞2面よりいただきました。いろんな場所で目を覆う惨状の現場が。記事下の敦賀のシュミレーションも怖い! )

2608何にでも魂宿る国なれば福島原発今咆哮せる

2609頼むよと建屋に向かい頑張れと励ますしかない無力な我ら

2610破壊神の口の中行く作業員曜日はもはや意味をなさず

2611誰かを犠牲にする富は弱肉強食人間の皮を被った獣の世界/誰も犠牲にしない社会まだまだ何処にも見た事ないがきっと何処かに現れる心の中で知っているから/誰かを命の危険に曝し家族も壊す原子力人を不幸にする方法犠牲者に札束渡して口封じこれで良いのか霊長類災いを転じて福の明日

2612広島に落ちた原爆それ以上宙に飛び散る放射能破裂せぬとも爆弾也/DNAをぼろぼろに触れれば壊す猛毒ウランそんな悪から作った電気誰が再び買うものか/電気の不買のボイコットガソリン入れたラジエターブルブル回して電柱を 無くしてしまえ我が街からウランから取った電気は汚れてる

2613福島の原発事故は日本から核を廃絶する為天が仕掛けたブレーキ也/東海村のバケツ臨界人の管理もずさんだが世に広まりたる恐ろしいウラン/されど 原子力平和利用の詭弁に釣られ地震津波は思いもかけず/まだまだ覚悟が緩すぎた体で教える犠牲者の言葉無きメッセージがまだ聞こえぬか

2614魂のぬけたあわれな野田人形 口這う言葉もただ意識不明 #連歌デモ

2615鯉のぼり九月の空に掲げたり血の巡るまま抗う思い