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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

3月5日の講演会が紹介されました(本日朝日新聞夕刊文化欄)

詩人が語る「絵画と詩」 原勝四郎展でImage1231

 絵画に触発されて詩を書くとはどんなことなのか。H氏賞詩人の河津聖恵さんが3月5日、そんなテーマで講演会を和歌山県田辺市立美術館で開く。開催中の展覧会にちなんだ「原勝四郎が放ち続ける詩の光」だ。
 原勝四郎(1886〜1964)は田辺市出身の洋画家。第1次大戦下にパリヘ渡り、フランスやアルジェリアを放浪した後、故郷に居を構えて創作を続けた。
 河津さんはここ数年、紀伊半島を巡って詩作を繰り返す中で原の作品を知った。詩集「新鹿」の表紙には原の作品「江津良の海」をあしらい、収めた詩「白浜」は原がモチーフだ。「原がキャンバスに切り取った風景を実際に見ているうちに、創作意欲を触発された」と河津さんは語る。
 午後2時から。観覧料(大人600円、高校・大学生400円、小中学生200円)が必要。問い合わせは美術館(0739−24−3770)へ。