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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

#連歌デモ 2616〜2654

※全行程はHP(http://reliance.blog.eonet.jp/default/shikukan.html)にて御覧いただけます。

2616ふくいちの刻々孕む魔の水魔の種魔の花咲かしめざらんや 

2617竹槍といかに違うや暑さ避け原発作業員汚染水かぶる

2618科学者に誇りあらば今すぐに福島原発収束してみよ

2619もはや我一滴の雨となり乾いた君の頬を伝わん

2620何もかも波にさらわれ立ち尽くす ひとは大地に空に風に生きなむ

2621報道の原発事故を避けてゆく原発さえなければ原発さえなければ

2622原発は電気起こすと欺きし死の商人の兵器工場/唯電気欲しいのならば莫大な費用をかけて命捨てウランで誰が発電などする/もうそろそろ気付け人々世界を動かす茶番劇その裏舞台/プルトニウムを作らせて売りさばきたる核兵器札束数える死の商人死の商人共この星壊して火星に移住を企てり

2623 11日と言う日が普通の日となってしまわぬようにと歌を連ねん 

2624安心して生きたいという思い呼応して沖縄県民大会に10万超える人 

2625今吹く風を唯待ち捉え風に乗り鳥の様に飛ぶハングライダー色とりどりの小鳥達の様/今来る波を唯待ち捉え海の飛沫の龍に乗り海の鼓動を身体に受けしサーフィン風を産み/今という光集まるその一点を我も亦唯待ち捉えて地球意識の波に乗り一なる地球の自転の響きとなりにけり響く梵音我心音

2626我が命手塩にかけし野菜果実毒が混じると見向きもせぬ人/毒なる野菜を食卓に届けたい等誰思う人々の笑顔見る為作りし野菜/どうすれば如何に生きればよいのやら溺れる我に手を差し伸べず誰も皆/空襲の戦火で焼け出されたならば新しき地に開墾す汚れた土地を目の前に為す術無き我唯涙す

2627目に見えて何一つ変わる事無き荒れ汚された大地に透明で静かなる新型爆弾張り巡らされ/地雷なら踏めば体が吹き飛ばされ放射能じわりじわりと殺す人命/放射能色も臭いもあるならば諦めてこの土地を去り新天地へ/何事も変化なき生まれ育ったその土地を無色なる毒ガス立ち込め我を追い出し

2628原子爆弾瞬時に煌めく閃光で多くの人を焼き殺し原発は目に見えず多くの人の皿に毒盛る陰湿なる核兵器/この星の多くの人を滅ぼして地球の富を独り占めにする野心家の狂気の計画進み行く今/創造主巨大な悪に天誅下し給へ人々を奴隷に使い支配する傲慢なりしファラオの血脈悪しき蛇の如くに

2629大いなる濃い水色のカーテンにシミ一つ無き秋晴れの朝凛と張り/地球創世その日から青空は全てを見下ろし抱き続け絵の無い絵本の月の如くに時の流れの万事を知りつつ/水色は何も無き広大無辺な虚無の色透明なる鏡の色にも勝りし透明/地の深く見えざる奥地に眠りしトルコ石の色青き空の色

2630「体がね すぐに疲れて 寝てしまう」仮設の少女に 大人よ動け

2631自殺されたは敬語に非ず受動態避難されたも被曝されたも

2632翩翩と真っ赤なシャツが翻る沖縄の町空はただ蒼く 

2633念仏三昧唱える如く続け詠む我が言霊は肚の内に渦巻き/歌詠みつつ千万の人共に歩けば現代の踊念仏えじゃないか/犇めき合う満員電車隣の人は何思うツイッターで全ての人の独り言あかし並べてボヤキの歌集/口から吐きし言霊が白い煙と立ち上り御空に届いてモクモクと真白き雲になりにけり

2634我が祖国極東の島葦原の瑞穂の国よ春桜夏蝉しぐれ秋紅葉冬を堪えて 雪割草四季折々の時流るる幸溢れ出す麗しき国/罪なき国土許し給へ母の体を締上げる50の地雷原発の罠/罠にはめられ穴に落ちたる我が国の富士は怒れり火を噴かん耐えに耐えたる限界近し山河土意志を持ちたる魂叫び上げ

2635生まれし国を罵る事嘲り侮り軽んずる事嘆かわし事悲しき事総理大臣国に非ず官僚東電国に非ず国とは国土美しき島/国とは民の細やかなるその感受性と深き情也/何時の世も走馬灯廻る如くに唯過ぎ流れる政治の沙汰は永久に非ず/永久なるものを心に抱き刹那に心を奪われず国難の峠を超え行き

2636御用の人ベクレにけりな徒に我が身にも降る眺めせし間に( 注:TVタックル。池田朝臣に寄せて詠める。)

2637もうこれ以上生きるのが嫌だと涙す若き日々寄り添う魂巡りはぐれて 出会いを憎みし青き孤独/殻に籠れば蝸牛亀は甲羅に身を隠し心の逃げ場は必要だ布団を被って寝る事も充電期間だアシタへの夏でも冬眠する亀がいたって良いのさこの社会/引き籠り閉じ籠り繭に入って蝶になる時を待つ也

2638ありし日に君と聴いた BUMP OF CHICKENの魔法の料理 今も 君との記憶の中で響いてるだから いつもいっしょにいるよ キミノ ネガイハ チャントカナウヨ コワクテモ ヨク ミテホシイ コレカラ ナクス タカラモノ ガ クレタモノガ イマ タカラモノ

2639燈台は海行く船の道標水平線の彼方竜宮城へ召されし魂を 陸に戻れと導き向かえる暖かき灯也/数十年も風雪に耐え其の体朽ちる時迄汐風を受け立ち続けたる燈台の忍耐と強き魂人々の闇を照らして守り導く/夜の海沖行く船の窓岬の灯台灯を手で振る人に見え/帰らぬ人を迎える丘に照らす光

2640ひきこもる友の分まで背負う(ショう)覚悟その沈黙が天裂く日まで(注:仕事仲間の若いのが「うつ」になって。それでも署名してくれた。)

2641沈黙はいづれ終わる 雪解けに逞しく咲く鈴蘭の如く友よ その花言葉は幸せの再来なり(2640へ返歌)

2642灯台よ波に沈みしあまたの人へ帰る道を照らし出せ 会いたいひとたちのもとへ早く帰れるように

2643我が思い風にも雲にも託せけり声聞こえたれば疾く帰り来よ

2644夏過ぎて秋来にけらし夕まぐれ君の不在をまだまだ信ぜず

2645ふと絶えた消息訪ね駅にたつ消えたあの日は波のむこうか

2646君待つと言いにけるかな草むらに 姿隠して鈴虫の泣く(2645へ返歌)

2647健やかでいてくれよ いつまでもいつまでも 君が生まれし時に父母が名付けた名前に込めた祈りを目にするたびに

2648空に咲く沢山の花 君もどこかで見ているね そう思えたら幸せだね 東京にもソウルにも相馬の空にもきっと花は咲いているから

2649向日葵の花に君を思う 君よ死ぬなかれ 被曝などで死ぬなかれ 生きてみよ この悲しみの上にたちて

2650オリンポスの丘に古の昔より燃え続く輝く聖火を?ぐ如く我らまた心の内に燃えさかる炎を?ぐうたに連ねて/赤き火を心の内に燃やしたる情熱の人手から手へバトンを受けてひた走る道/不吉を知らせる黒鴉騒がしく狂人の如く核の危険を叫び回りて町から町目を覚ませ目を覚ませよと夜も啼き

2651子どもらの無邪気さに隠された大人びた態度や言葉に 無理に大人にされた悲しみが心を刻む3.11

2652夜を往く鳥よ我が歌運び行け羽ばたき止めぬ歌のもとへと

2653我未だ逢わざる前の母の如夜空を飛べる歌と出逢いて

2654去年今年彼岸の花の咲く夕べ生きながらえて核歌い継ぐ