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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

東京新聞 3月19日

福島原発ですが、放水によって一定の冷却効果が見られ、また電気が復旧する見通しがついたとのことで、少し安堵しましたが、以下の記事を読むと、やはりまだ安心はまったく出来ないと思います。
(この記事を送ってくれた米国在住の友人によれば、米国政府は米軍の無人機グローバルホーク福島原発の上空に24時間飛ばしており、刻々と原発内部の映像を彼地の専門家におくり、現状を分析しているとの事です。)

東京新聞 3月19日
【ロサンゼルス共同】米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は18日、東日本大震災で被災した福島第1原発4号機について、使用済み燃料プールに亀裂が入り、冷却水が漏れている可能性があると報じた。米原子力規制委員会(NRC)の複数の原発専門家の分析として伝えた。
亀裂の場所などは特定していないが、同紙は、漏えいが事実とすれば放水などによる冷却作業が一層難しくなり、「打つ手のない」(米物理学者)状況に追い込まれると指摘している。
NRCの専門家は同紙に対し「(地震発生から)数日だけで、これほどの量の冷却水が蒸発するのは疑わしい」との見方を示した。亀裂の原因としては、地震の強い揺れや、それによる機材の落下が考えられるという。
ニューヨーク・タイムズ紙(同)も、原子力企業幹部による同様の分析を紹介。米政府当局者は、4号機の建屋で15日発生した火災が完全に鎮火したかどうか確信を持てていないと伝えた。
また、米軍機が収集したデータは、福島第1原発から半径30キロ圏外には、深刻な放射性物質が拡散していないことを示しているとした。
福島第1原発の事故をめぐっては、NRCの技術者も来日し、情報収集などに当たっている