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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

「2011とめたいんや戦争! 守るんや命! 3・21行動」で朗読してきました

昨日、大阪・天満で行われた集会Image1250
「2011とめたいんや戦争! 守るんや命! 3・21行動」
で朗読をしてきました。

集会の前半は緊急企画の、原発に反対する講演やトークなどでした。
後半が朝鮮学校除外反対のテーマ。
主張や東大阪朝鮮中級学校による吹奏楽と舞踏、
そして私とホ・オンニョさんが、オンニョさんのご主人キム・ジュヒュさんのフルート伴奏をつけて朗読をしました。

今いわゆる自粛ムードが
人々の心に不必要な部分にまで自己規制させているようです。
しかしもちろん本当に必要なのは
むやみに自粛することではなく
純粋な哀悼の気持とそこから湧く心からの思いやりであり
そこからおのずと生まれる行動だと思います。
この時期に女性たちが中心となって
原発がこのままでいいのかと訴える集会を開いたというのは
まったく自然なことです。

朝鮮学校除外反対を訴えることもまた
原発と同様に
この日本に生きるすべての子供たちの未来を守ること。
もう国籍や民族によって子供たちを分断してはいけない。
この国の未来は
この国に生きるすべての子供たちにかかっている。
そのためには人がすべての差異を超えて力や知恵を出し合い
励まし合って共に生きる社会にしなくてはなりません。

この危機的な状況が私たちに突きつけているのは
人間がこの危機を生んだもととなったエゴを捨て
どれだけ他者と関係する存在として生まれ変われるか、ということですが
その可能性を大人たちが子供のために切りひらいていくことが
もはや絶対的に必要となりました。