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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

#連歌デモ2655〜2716

※全行程はHP(http://reliance.blog.eonet.jp/default/shikukan.html)にて御覧いただけます。

2655あの日からモラルも良心も堕落して鬼畜生よりも酷い外道になりしか この国の政治家どもよ

2656飽和した心の夢に汚れを隠し命を殺し/この先に新自由主義ありてして言葉に非ず独裁ありて/その先に憲法改し弾圧の一挙加勢の戦争ありし/怖ろしな心の夢に善という悪なる闇の企み知るや(2655へ返歌)

2657福島の 「収束」なきと はっきりと 言葉を置いて 福島は 苦しみ続け 続け続け 不安を抱え 苦しくとも 正視し続け 理性の気 踏みこたえよと 炎の眼 声を崩さず 現場には 世界の知恵を 祈りと力を 

2658記号論季語うろんと言われてもされど連歌デモスクラムは続く(注:そろそろ秋なのですが季節感のないことばかり書いてます。)

2659季語よりも人の思いと有り様を詠わず季節護れぬものを(2658へ返歌)
 
2660この夏に歌を運びし小鳥あり福島の空沖縄の空に

2661子どものいのちを軽んじるこの風潮は 昔の沖縄でおきた集団自決と変わるまい

2662きみと体を重ねしときすらも 悦びよりも螺旋に刻まれた傷の哀しみを感じて

2663蝶の羽根もがれた子の苦しみと ただそばで看るしかない父母の苦悩に心は沈みて

2664空汚し地をも汚して水孕むいのちの夢を汚す勿れと(2616「ふくいちの刻々孕む魔の水魔の種魔の花咲かしめざらんや」へ返歌)

2665つぶやきは慰めにしかならないよ囀りこそが明日を拓くと(注:…というより簡単短歌?言うだけ番長になってしまわないように自戒…。)

2666ドイツ語なんて解るかクソと怒られた でも信じてる言霊は国境をつくらぬと

2667バームクーヘンとアウフヘーベンの差も知らぬ幼子までが脱原発訴え(2666へ返歌)

2668国境を溶かす力も持たずしてこの人の世に言霊はありや(2666へ返歌。共に信じましょう。)

2669曖昧な我が日本語も背を正す クラフト(力)、レーベン(命)、ヴァールハイト(真実)(2666へ返歌)

2670うたを出せ原発出すなばかやろうあゝインタナショナルわれらがもの(2666へ返歌。ちょっと品ナシ?ですが…。)

2671泥船の鼠の誰が党首でも明日は汚染の海に沈没 

2672事故前の基準値既になきものと口を拭うに恐怖覚える

2673自らの生を選ぶは自らの生き方なりき越しかた振り向き

2674危険な世の中に生きているセシウム給食食べずとも判る

2675死を賭けて子を産む為に川昇る凄まじきかな鮭の一生/濛々と生命の白煙咽返す川の浅瀬に雌鮭は腹裂きて我が子達なる卵放ち/生まれし川に生きて戻り混沌と激しき濁り渦巻きし命の水に精放ち務めを終えて倒れたる雄鮭の壮絶也/ われらまた濁りし川を進み行き未来へ子孫を?ぐは鮭達の如く

2676雲一つ無き青き空良く見れば深き濃き藍の宇宙も手を貸して明るき青と一つに溶けあふ/青空より生まれ青空に還る一つの魂遍く一切染み入る空は心の内と外結び/虚空の色は透明ならず虚空の色は水の色水の星なる地球故空雲海も湖も息づく水の仕業なり氷になりて雲で旅行く水の変態万物流転

2677旗の下に喜び集ふ群れることちょっと苦手な我らなりしが 

2678傷ついた子どもなのに大人のふりするきみに あまりに今が残酷すぎるからそばにいてあげたい理由なしで(注:浜崎あゆみさんのHANAを聴きながら)

2679今朝もまた起き出て見上げる蒼空はターコイズ色のシーツ被りし/この鮮やかで爽やかな青に人傷つけし濁り混じると誰の知る/収穫の秋実りの秋に喜び削ぎ取る不吉の風/神のパレット沢山の青僅かな白混ぜて作りし今朝の青惑う心をきっぱり染め上げ/青いといふ事宇宙といふ事生きている事

2680「認めない」「知ろうとしない」その次は「認めさせない」「知らしめない」 

2681この国の民主主義はいったい何ぞや 目隠しされ操られ血塗られた過去を懐かしむ知事を選ぶ国だとは(2680へ返歌)

2682給食にセシウム混ぜて教育と強弁する愚者リコール対象

2683あの日きみに言えなかった言の葉が今も心の中で舞いあがる 帰ってきてどんな欠片になっても愛しいひとよ

2684if とふは悲しきかなやもし…もし…もし…時も自然も答えぬものを

2685きみがその手に抱く愛し子の思いに心をはせたまえ きみを父と慕いて頼りてこの世に生まれることを(いつか人の子の親になる大切な友へ)

2686悲しきは今この時もじわじわと蝕まれゆく子らの姿よ

2687命とふ斯く重きもの軽んずる首長戴く悲劇思ほゆ

2688いつになればいのちの軽さを嘆く長がでるのやら 思いで作りと女子高生が言い放った言葉が重なるこの国のまつりごと(2687へ返歌) 

2689乙女らに 短き命の 儚さを 説くはそもそも 命とは 明るく豊かな ものなると 教えしものを 今の世の 短き命の 儚さを 嘆くはまさに 命とふ ふたつと無きを 国さえも 軽きものとし 扱へる その悔しさを 嘆くばかりぞ(へ返歌)

2690日本の技術凄いと言うのなら誰か作ってコスモクリーナー

2691映画のワンシーンかと思うくらいに飛行機がビルへと突っ込んだ911 奇しくも11日は 311と同じ11日

2692学者さん知る哉奇形花のSOS 燕は知る也漁師は知る也

2693漁師知る燕も知りし核汚染ひたすら隠して学問はありや 

2694歌の飛ぶ勢い止まぬ闇空に悲しみ喜び混じり混じりて(注:歌の勢いの止まらぬほどに、私達の怒りは深く、悲しみも深い。だが、怒りと悲しみが未だ人の胸にある事は、数少ない希望。それが歌い継がれていることは、さらに希望。楽天的でなければ生きられない現実。)

2695いざ届け我らが想いのありどころ拠り所こそ人の胸へと(注:第一集を昨日までに4部、知人に贈呈。反応が楽しみ。とりあえず郵送のみなので、ダイレクトな反応はいずれだろう。 人手を介して、自らの歌集を編んだ人にも。怖いことではある。)

2696再事故で美(うま)し故国を喪失しわれら異域の鬼とならんや

2697列島を逃れて世界を流離(さすら)いてシオニズム倣うも何万年後か(注:さらなる核汚染で国土を喪失したときに) 

2698ただ思いきり抱きしめたいあなたのいのち匂いぬくもりを 存在がわかったあの日からあなたはわたしたちのたからもの

2699神さまから預かった大切ないのちの声なき声にどうか耳を澄ませてほしい いつだって ママ大好きパパ大好きと言ってくれるのだから

2700学者さん知る哉奇形花のSOS 燕は知る也漁師は知る也 

2701曇りなき眼の吾子が我に問う原子力とは放射能とは

2702ままへはやくみつかるといいねと安否すらわからぬ母へ手紙を書いた君よ どうか元気で楽しく今日も友だちと笑っていてね

2703ままはいつもあなたの内にいる いつもあなたと共にいる あなたがままを忘れてもままはあなたを忘れない だから笑って生きて笑って生きて(2702へ返歌)

2704慰めの言葉にならぬ想いしてそっと添いたくて抱きしめたくて(2703へ返歌)
2705きみよどうか人の子の親になりしとき幸せを感じる力をもつ子を育てたまえ 幸せは求めるでなく感じるものだから

2706携帯に自慢のキャベツ畑を待ち受け画面にしていたおじさん 原発さえなければと殴り書きしたお父さん お墓に避難すると言ったおばあさん うまれてからこれほど辛いことはないと言ったおじいさん 自ら命を絶つしかなかったあなたたちのこと忘れません。 絶対に。

2707泥だらけの子らの学用品に今も言葉すらみつからず この子らの名を何度も何度も生存を信じて呼んだ母たちのことを思う月命日の今日

2708喪って初めてわかることもある親がいること子の笑い声

2709運命というはたやすき今日の日のあれは天災それは人災

2710幾度も思いは巡るもしやしてあの日に帰らば何をか伝えん

2711白昼に命絶たれし人の文瑞穂国の木下闇にて

2712同胞のいのち燃やしてつくりたるまぶしき灯りの闇はみえたか

2713蝋燭のごとくにひたすら身を削る下請け孫請けの闇は続けり(2712へ返歌)

2714亡き人々来たりて我らと和したまえ彼岸此岸の境に立ちて(「11日」に寄せて。2715と2716も同じ。)

2715月々に十九回目の日は巡り鎮魂と怒り繰り返す日々

2716「殺されぬ」「殺させはせぬ」と誓うこと祈り支える固き芯あり