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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

高良さんの帽子

高良さんは帽子を被って講演をされました。Image1393_2
なぜ帽子なのか。

国民の知る権利、主権者の権利を説明するためです。

高良さんは学生と一緒に沖縄県議会に行ったところ
帽子着用を理由に傍聴を拒否されたことがあったそうです。

なぜ拒否されたのか。

大日本帝国憲法下の帝国議会のための傍聴規則がそのまま存続しているからです。

議会の傍聴規則には
「帽子、外とう、えり巻き、かさ、つえの類を着用または携帯してはならない」という規則があるそうです。
これでは身障者やお年寄りは入れないことになります。

日本国憲法に変わった時にも議論されず
「これでいいか」「いいです」というようなたった二行の議事録しか残っていないとのこと。

憲法57条には「会議は公開とする」とあるのに
つまり主権者には情報を与えなくてはならないのに
こんな規則が残っている。

実際国会は一歩足を踏み入れてみれば、もう空気が違うそうです。
私もテレビでも何となく感じてはいました。
中央の一段高いところに天皇席、三方の一つに皇族席があり
大日本帝国議会の時のまま。

そうか、この国は、実際外観的にも古い身体を脱げないままだったんですね。

だから高良さんは帽子を被る。
何も被らなければ何も起こらないけれど
一つの抵抗として。
そして国民の知る権利を説明するきっかけとして。