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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

一昨日25日東京での朝鮮学校無償化実現の要請行動に参加しました

一昨日25日に、朝鮮学校の無償化実現の要請行動に参加するために、東京へ行ってきました。文科省内閣府への要請行動と、院内集会に参加しました。詳しくは以下にリンクした記事をお読み下さい(写真に私も少し映っています)。記事が伝える、「〈高校無償化〉からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」代表の長谷川和男さんの言葉の末尾部分を、以下引用します。私もまったく同感です。政治の教育への介入、朝鮮学校だから除外という差別は明らかに憲法違反です。しかも昨秋の砲撃戦を受けて、超法規的措置という異常な事態を、菅直人首相はみずからもたらしながら、異常な措置を放置したまま、辞任してしました。あまりにも無責任です。その結果菅首相を信じて待っていた朝鮮学校生は、苦しみつつもついに国家賠償の提訴を決意しました。しかしこの事態の異常性は、日本国民にとっても同様に戦慄すべきもので、原発同様、国家自身が憲法=国民を裏切った罪は底知れません。

JANJANBLOG記事URL→http://www.janjanblog.com/archives/48038

「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」(14条)

 「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」(26条1項)

 菅総理大臣のおこなった審査手続きの凍結は、上記のような憲法の理念を著しく損なうものだ。且つ、菅総理は法令に従って審査手続きを凍結したわけではなく、本人曰く「超法規的措置」とのことであるが、この「超法規的措置」とは、――簡単に言えば「恣意的」「独断的」「思いつき」ということでもある。

 日本は法治国家であり、公務員は「憲法擁護義務」(憲法99条)が課せられているにもかかわらず、法令に基づかず、生徒たちの「教育を受ける権利」を結果的に侵害するような恣意的・独断的行為を、一国の総理大臣自らがおこなっているという点で、今回の菅総理の行為は非難されて然るべきである。1日も早い、事態の改善が望まれる。

なお、TBSのスポットニュースでも流れました。  URL→http://news.tbs.co.jp/20110825/newseye/tbs_newseye4810622.html