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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

6月中旬まですべきこと。私の家は50km圏内。

もんじゅ:落下した装置 引き抜き作業開始Image1397_2

 日本原子力研究開発機構は24日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で昨年8月に原子炉容器内に落として変形した炉内中継装置(長さ約12メートル、直径46センチ、重さ3.3トン)を、同容器の上ぶたの一部ごと外して引き抜く作業を始めた。

 同装置は筒形で中が空洞になっている。作業に伴い空洞から同容器内に工具や部品などが落下するのを防ぐため、空洞の上部にふたをかぶせる作業を始めた。同容器内のナトリウムと反応しないよう、空気の流入を防ぎながら慎重に機材を据え付けるため、同装置を引き抜くのは6月中旬になる見込み。柳楽未来】

       毎日新聞 2011年5月24日 11時49分(最終更新 5月24日 12時40分)

 右上の本「高速増殖炉もんじゅ事故」(緑風編集部、緑風出版)は、古本屋でかなり格安に入手。原発事故後に手にしながら未読です。しかしついに熟読すべき時が来たようです・・・。内容はかなり高度な専門知識にもとづいています。もんじゅ事故にはやはり凄い真相と凄い隠蔽があったらしいです(関係者の自殺も)。

 「本書は、事故の全経緯を豊富な取材に基づいて検証し、事故の原因をはじめ、常に軍事利用を伴って進められた増殖炉開発の歴史、推進勢力の奢りと腐敗、そのハイテクノロジー偏重体質のもたらした基礎技術の軽視、浪費を前提にしたエネルギー政策、などの問題点を多角的に論じながら、脱プルトニウム社会への方向性を提起する。」