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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

友情の親善試合(1月27日に全国放送です!)

昨日1月25日付「しんぶん赤旗」文化欄コラム「朝の風」に感動しました。

友情の親善試合

  22日、青く澄み切った冬空の下、関西学院グラウンドで高校生によるラグビーの親善試合が行われた。
 ちょっと変わった形式だ。今年度の全国高校ラグビー優勝校、桐蔭学園を始めとする7校の選抜チームと大阪朝鮮高級学校が,20分ハーフで対戦する。
 野球の甲子園、サッカーの国立盆賜技場)、ラグビーの花園と言われ、高校選手たちは憧れの聖地を目指す。
 大阪朝鮮高級学校にとつて花園は長い間、閉ざされた門だった。日本の高等学校に相当する教育を行っているが、各種学校扱いをされてきたからだ。彼らが花園に登場したのは最近のことだが、2年続けて3位。いまや新しい名門校だ。
 大阪朝鮮の中心はCTBのコン・ユイン(権裕人)選手だ。だがコン選手は2回戦で相手選手と激突、脳振とうと診断され、それ以降の試合の出場も禁止された。「こいつの高校ラグビーをこれで終わらせてはいけない」。高校生の友情が今回の試合を実現させた。
 昨年11月の北朝鮮の砲撃事件を機に、大阪府はこれまで20年以上支給してきた「授業料支援補助金外国人学校振興補助金」の執行を保留、日本政府も「高校無償化」適用の審査をストップしている。そんな厳しい冬風の中、熱い友情の試合の笛が鳴った。 (藍)

  高校生ラガーマンたちの友情は、なんて素晴らしいのでしょう!(私はスポーツが苦手で敬遠していたのですが、段々好きになってきました) それに比べて大阪府も日本政府も恥ずかしいかぎりです。熱く純粋な魂を持っているラガーマンたちにこそ、日本を代表してほしい。

 ちなみにこの親善交流試合の模様は、1月27日(木)放送のNHK「おはよう日本」で午前7時30ごろから、「笑顔のノーサイド」というタイトルで放送される予定です。もちろん、全国放送です!(※予定が変更になることもあります。)ぜひみましょう!