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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

校了のご報告(+「多数派当てゲーム」)

アンソロジーの編集・校正のすべてが本日やっと終わりました。校了までゆるぎない使命感で全力を尽くしてくれたOさん、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。 これでようやく印刷に入ります。発行日は8月1日、仕上がりの予定は6日。 こ…

またしても冷や汗・・・

ある方に指摘されました。 昨日ご紹介した「カタカタカタ」の詩の作者は、若いお母様でなく、お父様だったそうです(そういえば、たしかに名前のふたつの漢字は、男性の名前によく使われるものでした) でも、これがパパのまなざしだ分かったとしても、いえ…

カタカタカタ

アンソロジーの原稿のすべてを本日編集の方に入稿しおえました。やや疲れています・・・まだまだ残っている最終校正などは他の方にお任せしてしまうことになり申し訳ない気持がしています。 ところで今日道を歩いていてお母さんに手を引かれた小さな子供とふ…

アンソロジーに付いてきます

アンソロジーには小さな冊子が付きます。京都朝鮮高級学校の生徒さん達による作品集[E:shine] 「キラキラ光る無償化の文字/私たちの心を躍らせた」「私たちにないものは/暗く進めない未来である」「こんな遠足/またいきたいって素敵だな/快晴みてみたい…

アンソロジーのお知らせ(最終)です。

あらためてアンソロジーのお知らせです。印刷部数もそろそろ決定段階に入ります。ご希望の方は出来るだけ早く下記アドレスまでご連絡下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ★★朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』のお知らせ★★ 詩人と歌人、合わ…

「幽霊」

京都はあまりの暑熱です・・。そのせいか、ときおり記憶が消えたり、ねつぞうされたりしています。 さっきからどうしても思い出せなくてやや苦しんでいることがあります。 最近、なぜ詩を書き始めたかとたしかにきかれました。「そこに自由があるから。過去…

冷や血がめぐりました・・・

すみません、昨日の記事で大変粗忽なききちがえをしていました。 ハルモニがいったのは「なんぼ鉄砲の弾がつようても、頭の中入った知識は取られん」です。 その前日に歴史学における「聴き取り」の話をきいてきたばかりで、聴き取りって詩だな、などと思っ…

「在日コリアンの戦後」に感動しました。

とてもいい内容の番組で、みていて何度も目をぬぐいました。民族学校の存在を根幹とした在日コリアンの歴史がとてもよく分かりました。 私自身にはまがりなりにも歴史を知りたいという欲望があるのですがそしてそれは恐らく歴史のダイナミズム、あるいは「か…

NHK総合7月25日(日)21時「在日コリアンの戦後」

喫茶美術館の丁章さんから「録画してでも見てください」と連絡が来ました。じつは私も必ず見なきゃ!とわくわくしていた番組です。 NHK総合 7月25日(日)21時00分〜21時54分 番組名「NHKスペシャル シリーズ日本と朝鮮半島 第4回 解放と…

『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』のお知らせ

([E:flair]アンソロジーはすでに完売しました) 朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』のお知らせ 詩人と歌人、合わせて約70名(予定)によるアンソロジーがもうすぐ完成します。 概要は以下のようです。 タイトル:朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー …

三度目の「無声一人デモ」の伴走をしてきました

梅雨が終わって、今日も猛暑の京都でした。 里博さんの三度目のデモの伴走をしてきました。三時間半の行程でした。今日は計四日のうちの二日目です。 海の日の、つよい光は空の青をより青く雲の白をより白く神社の朱をより鮮やかにして プラカードの白も文字…

大門正克『戦争と戦後を生きる』(二)

大門正克さんの『戦争と戦後を生きる』は 具体的な人々の軌跡や語りの中から時代の変化と特質を探っています。「時代と人びととの双方向のなかで歴史を書くこと」の試みです。 この書では主に五人の人々を中心に焦点が当てられています。 少女時代に一家で満…

対談のお知らせ

お知らせです。先日ここで紹介した『戦争と戦後を生きる』の著者大門正克さんの対談イベントです。(この本に関しては、ここでもう少し私も書く予定です。) 編集者がおすすめする「歴史と出会うこの一冊」フェア (開催期間2010年7月1日より8月31日) 記念ト…

今日は宵山

ちょっと閑話です。 早いもので京都は今日、祇園祭の宵山。つまり山鉾巡行の前日です。まだ天候は不安定ですが、今夜は町中は相当の人出になるのではないでしょうか。昨夜遅く大阪から四条河原町に戻ってきたら浴衣姿の若者たちが一杯。女の子たちがつけてい…

大門正克『戦争と戦後を生きる』(小学館)

歴史という言葉にずっと惹かれていました。 漢字の佇まいも美しいし、レキシ、というrとkとs音のつらなりがとてもきれい。 じつは時間の方はあまり好きではないです。漢字のかたちが四角っぽくて、硬く物質的だしイメージとしてもただ歯車が動き続けるよ…

そろそろ祇園祭

写真は昨日 四条烏丸で写した、組み立て中の長刀鉾です。そろそろ祇園祭です。 もちろん祭自体はもう始まっていますが、これから宵山と山鉾巡行に向け、祭は山場を迎えます。 祇園祭は京都の暑い夏の始まりです。 ところで今、朝鮮学校の無償化除外問題に対…

朝鮮学校にも『高校無償化』制度の適用を!7.11京滋集会

本日、京都テルサでの集会に参加してきました。 京都朝高の学校生活のビデオ上映や、多彩なビデオメッセージにリレートークと、とても充実した内容でした。 大雨にも関わらず参加者の数は大変多く、立ち見も出ました。若い人も年配の人も多くこの問題に対す…

「尹東柱の判決文開示 京都地検」

本日付京都新聞朝刊の記事です。 尹東柱の判決文開示 京都地検 「同志社大留学中の1943年に治安維持法違反で逮捕されて獄死した韓国の詩人尹東柱(ユンドンジュ)をめぐり、京都地検は8日、訴訟関連資料を探していた市民団体に対し、保管していた尹の判…

最大多数の最大幸福

昨日アップした写真の七夕の飾りに書かれていた願いごと。「みんながしあわせでありますように」。大人の字ですね。恐らく優しいお母さんが書いたのでしょう。 この「みんながしあわせでありますように」は宮沢賢治の言葉「世界がぜんたい幸福にならないうち…

七夕

「お元気ですか。そろそろ梅雨明けのようです。雨でもロマンチックに天の川を思いなが ら・・・」と今朝携帯に思いがけないグリーティングカードが。誕生日やクリスマスなら驚きませんが七夕のカードなんて素敵だなあ、と思いました。Kさん、ありがとうござ…

「絶え入る」考

3日の「東柱を読む会」から、どこかでずっと東柱の詩について考えさせられているようです。折しも7月は東柱が逮捕された月。そういう意識も作用しているのでしょうか。 序詩 尹東柱死ぬ日まで天を仰ぎ一点の恥じ入ることもないことを葉あいに起きる風にす…

「東柱を読む会」第一回

昨日は大阪も大雨でしたが、 「東柱を読む会」第一回は大変熱気のこもった会となりました。 会場となったのは、喫茶美術館の奥の間でした。丁章さんのご配慮で、会場は人数分の席が整えられ重厚な民芸家具のテーブルの上には今回の資料や関連書籍が丁寧に並…

直前のお知らせです

直前のお知らせです。本ブログの5月21日付記事でご案内した「東柱を読む会」の第一回がいよいよ明日となりました。15時から東大阪市の喫茶美術館(http://www.waneibunkasha.com/)にて。まず私が少し話をしてから『尹東柱評伝』の訳者愛沢革さんが、「…

「詩人会議」8月号

「詩人会議」8月号に、エッセイを書かせて頂いています。 「朝鮮学校無償化除外反対に取り組んで」。 眼目となる箇所を引用します。 「朝鮮語と朝鮮の文化を学べる朝鮮学校は、朝鮮人にとってなくてはならない魂の故郷ともいえるでしょう。朝鮮学校があって…