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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

2010-01-01から1年間の記事一覧

自由法曹団 声明

自由法曹団 声明 改めて、朝鮮学校を「高校無償化」の対象とすることを求める声明 報道によれば、朝鮮民主主義人民共和国が大韓民国の大延坪島を砲撃したことを受け、本年11月24日、菅直人内閣総理大臣は、朝鮮学校への高校無償化制度適用プロセスを停止…

『太陽の男たち』の上映会&徐京植さん講演会2

一昨日の徐京植さんの講演は詩人として朝鮮学校の除外に反対する私にとって深い所に届く言葉ばかりでした。 徐さんの言葉はマイノリティの感覚と認識が研ぎ澄まされていて普通の語りとしてはやや難解なのにすっすっと透明な刃のように入ってきました。 その…

朝鮮学校への「高校無償化」の即時適用を求める要請書

2010年11月29日 内閣総理大臣 菅 直人 殿 文部科学大臣 高木義明 殿 内閣官房長官 仙谷由人 殿 朝鮮学校への「高校無償化」の即時適用を求める要請書 報道等によれば、文部科学省は、朝鮮学校による「高校無償化」の申請は予定通り11月30日まで受理するが、…

『太陽の男たち』の上映会&徐京植さん講演会1

昨日京都大学で ガッサーン・カナファーニー原作の映画『太陽の男たち』の上映会&徐京植さんの講演会が行われ、私も行ってきました。 私にとってとても濃厚な時間でした。一方は映像という言語で他方は声と誠実に組み合った言葉で私の魂の深層をたしかに動…

京都朝鮮中高級学校学生フェスタ2010

昨11月27日、京都朝鮮中高級学校の学生フェスタに行ってきました! 午前の第一部はなんと『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』の朗読会でした!大人は私と許玉汝さんが参加。生徒さん6名も朗読してくれました。 ピアノ演奏は先生がウリハッキョに深…

ユンドヒョンバンド・丹波マンガン記念館再建チャリティコンサート

昨夜、学生フェスタの後 韓国のロックバンド「ユンドヒョンバンド」のコンサートに行ってきました。丹波マンガン記念館再建のためのチャリティコンサートです。 同館は、戦時中の朝鮮人強制連行や鉱山労働の歴史を伝えるために個人の資力と努力で1989年…

投稿詩 許玉汝「福寿草だから」

福寿草だから 許 玉 汝 《悔しいです 恥ずかしいです 日本人であることが》 ミタさん、サミさん 悲しまないで 苦しまないで あの人たちは 日本人ではありません カメレオンです 延命のためなら 2枚舌ぐらい平気です 事実なんてどうでもいいんです 朝鮮の子…

発言を撤回させましょう!

日朝の学術教育の交流に尽力されてきた方の抗議文に以下の一節がありました。 「この「高校授業料の無償化」の朝鮮学校への適用については、政府が国会答弁で外交問題を絡めないと何回も表明したしたように、純然たる国内問題であることは明白であり、8月末…

投稿詩 秦勝元「打つ!!」

本ブログに詩の投稿がありました。私もまた怒りの詩を書かなくてはなりません。 打つ!! 秦勝元 フーッおもわずため息 「北朝鮮砲撃!」 乱れ飛ぶ電波のあらし TVに、ラジオに、ネットに その時 ふと、よぎるものが まさか? いや、ありうるたぶん いや、ぜ…

ブログ発見

冷静で分かりやすい状況分析です→http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10716633968.html

ブログ発見

先ほど衆院予算委員会の国会中継を見ていたところ共産党の井上哲士氏と社民党の福島瑞穂氏が朝鮮学校の無償化は外交と切り離して行うべきだと主張されていました。首相の答弁は意味不明でしたが。中継の一部しか見ませんでしたが他にこうした見解を述べたま…

「南北コリアと日本のともだち展」をみにいこう!

朝鮮学校の理由なき無償化除外は許されません。 そしてこの「暴挙」を当然視していく人々はあまりに情けない。国の根幹である教育について真剣に考えることが出来ずに国を護ることなんて出来るはずがない。 大人たち(男たち)が沽券とエゴと利害と、何より…

やらなくてはならないこと

先ほどのニュースで、文科大臣に無償化のプロセスの停止を命じたのが、菅首相だったと知り、ショックを受けています。 テレビの中の誰もがこの国の危機管理や防衛を急がなくては、と語っています。私はかれらが生き生きとしたゾンビのように思えてなりません…

中国新聞 2010年11月23日付記事

中国新聞 2010年11月23日付 高校無償化 朝鮮学校への適用 詩の朗読会で訴え 「高校授業料の無償化を朝鮮学校にも適用するよう訴える詩の朗読会が21日、広島市東区の広島朝鮮初中高級学校であった。県内や関西から集まった詩人や同校の教師たち計11人が12編を…

江島寛「突堤の歌」

広島の朗読会で崔真碩さんが紹介してくれた1950年代の詩の一つ江島寛の「突堤のうた」は50年代という肉体の陰翳と明暗をまといつつ他者への連帯を熱くもとめたこれぞアンガージュの詩というべき作品です。 朝鮮戦争のとき、本気で戦争をとめようとした…

アンガージュする二冊

今回、私たちは朗読会のために冊子を作りました。 表紙の色は、アンソロジーの見返しと同じ、明るい萌黄色。88頁、26篇の詩が収められています。 そして、はからずも同時期に広島朝鮮初中高学校も生徒達のアンソロジー『私たちも同じ高校生です』を作り…

広島朗読会関連ブログです

空と風と星と詩 そして「ひとり言」http://hannuri.blog69.fc2.com/blog-entry-240.html 野樹かずみさんのブログhttp://yumenononi.blog.eonet.jp/default/

『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』朗読会in広島

広島の朗読会から帰ってきました。また詳しく書きたいですが 本当に素晴らしい二時間でした。 聴衆約100名、朗読者は大人11名と広島朝高生5名。特別企画の崔真碩さんの朗読パフォーマンスもあり。朝鮮人と日本人が、詩の声の響きの中で、思いを一つにして…

彼らの声を聴いて下さい5

明日はいよいよ広島でのアンソロジーの朗読会です。朝早く出ますので、そろそろ眠りにつくことにします。どんな人との出会いが待っているのでしょう、どんな声が、笑顔が、思いが、私たちを迎えてくれるのでしょうか…。御庄博実さんや松尾靜明さんとも初めて…

北海道新聞社説 「朝鮮高無償化 理解を深め合う機会に」(11月20日)

北海道新聞 社説朝鮮高無償化 理解を深め合う機会に(11月20日) 高校授業料の実質無償化が朝鮮高級学校にも適用される見通しとなった。 除外を含めて検討していた文部科学省は適用基準を決めた。専門家会議の案に基づき、教員数や施設などが日本の専修…

彼らの声を聴いてください4

この8ヶ月、これまで社会問題や政治に関心の薄かった私が、朝鮮学校無償化除外に反対する活動を続けてこれたのには、なぜなのか、とあらためて考えてみると、端的にそれは、朝鮮人の「他者に対する思い」の深さに心を打たれたからなのだと思います。とりわ…

彼らの声を聴いてください3

3月、朝鮮学校の除外が決まった直後、朝鮮学校の生徒たちが、休日の繁華街で雑踏の中でビラを配布し、無償化実現に力を貸してほしい、と必死に訴えているのを見たことがあります。私服の生徒達だけで、見るからにとても緊張していました。自主的に立ち上が…

彼らの声を聴いてください2

朝鮮学校の生徒たちの言葉を読むと、私は涙がでるのです。けれどそれは、くやしかったり、悲しかったりする時のいつもの涙とはちがうようです。こちらをまっすぐにみつめる言葉の透明なまなざしが、私の琴線を射るのです。 そして眼からおのづと涙がこぼれる…

彼らの声を聴いて下さい1

昨日の告知の通り、21日に、広島で、『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』の朗読会を行います。広島という、はかり知れない人間の痛みを経験した土地で、しかも当事者である広島朝鮮学校という場所で、『アンソロジー』の作品を朗読できるとは、願って…

『朝鮮学校無償除外反対アンソロジー』朗読会in広島

来る21日に『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』の朗読会を下記のように開催します。ご来場希望の方は、事務局まで、お名前と人数とご連絡先をお知らせください。多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。 **************** ウ…

いのちの色

京都は、今、燃ゆる季節を迎えています 写真は芭蕉庵と蕪村の墓のある金福寺の外から覗き見た紅葉と 外を覗いているもみじ。 今年の赤は、去年を越える当たり年です。夕刻にさしかかり、色づいた光とたわむれる紅葉は赤と金のあわいで何ともいいがたく美しい…

片岡幸彦「中東の詩人・アドニスの世界」

今年のノーベル文学賞は、ペルーのバルガス・リョサ氏でした。 『世界終末戦争』というペルーの新興宗教団の悲劇を描いた大作をかなり昔読んだのですが、凄く面白かった覚えがあります。たしか1990年頃だったかな。あの頃は日本の文学界も世界文学への憧…

ぜひ読んでください!

日刊「イオ」の本日付記事は、現在もまだ未解決の朝鮮学校無償化除外問題、また無償化への流れに対する反動のように各地で始まっている助成金の見直しの問題の本質が、とてもよく分かると思います。必見です→http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/

第3回 尹東柱を読む会

お知らせです。早いもので尹東柱を読む会も第3回を迎えることになりました。 今回の第一部講演は、7月のブログ記事http://reliance.blog.eonet.jp/default/2010/07/post-db30.html)でもご紹介した「戦争と戦後を生きる」の著者大門正克さんのお話です。第…

西陽子「四季 熊野」

詩を書くのも好きですが、 音楽を聴くのもすきです。最近はとりわけ弦楽器を好んで聴きます。 チェロ、バイオリン、フラメンコギター、 それからピアノも弦楽器でしたね。じつは私自身かつて幼稚園から中学生まで音楽系の学校に通っていたんです。一向にうま…