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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「詩と思想」10月号に評論「「死者にことばをあてがえ─詩人辺見庸のことばが触発するもの」を書いています。

「詩と思想」10月号が届きました。特集は「東日本大震災─悲しみをこえて─」。震災を記録する詩100編。宮城の詩人・佐々木洋一氏インタビュー。被災地からりレポート。高銀氏はじめ韓国詩人からのメッセージ。小特集は萩原朔太郎。 私も震災特集の一環とし…

「詩と思想」の評論が紹介されました

「詩と思想」の評論を、明後日の日光での講演会の主宰者である富岡洋一郎さんがご自身のブログ「砂時計主義」で紹介してくれました。講演会についても再度周知していただいています。ぜひ御覧下さい。 [E:shine]URLはhttp://nikkosunadokei.cocolog-nifty…

碇ヶ関診療所存続を要望する署名用紙(PDFファイル)です

昨日のブログ記事内のダウンロードが難しいという声がありましたので、あらためてPDFファイルにて碇ヶ関診療所存続を要望する署名用紙をダウンロードできるように致しました。昨日のブログ記事内容に賛同して下さる方は、ぜひ署名用紙に署名して頂き、下記ま…

「復興」のかけ声の陰で──青森・碇ヶ関の医療体制が破綻させられようとしています(署名のお願いもかねて)

とつぜんですが、大阪の詩人許玉汝さんから署名のお願いがきましたので、お知らせさせていただきます。 このブログでも8月17日にアップした許さんのエッセイ「ふるさとへの道」(http://reliance.blog.eonet.jp/default/2011/08/post-cde1.html)に登場し…

10月1日の講演会「『ひとりびとりの死者』へ、『ひとりびとりの生者』から」のお知らせ

10月1日に日光で私が行う講演会のお知らせです! 3.11の大きな喪失感と危機感は、いまださらに広がり続けています。詩は、未来の闇に抗うことは出来るでしょうか。「ひとりびとり」の死者と共に、死者のために、来るべき闇に異議を唱える未知のことば…

<ハンギョレ新聞>のインタビュー記事を訳していただきました!

先日、ソウルでハンギョレ新聞文化部のキム・ドヒョンさんから受けたインタビューを、黒い彗星・チェ・ダニエルさんに訳していただきました!→ 『<ハンギョレ新聞>朝鮮学校「無償化」除外反対に尽力されている河津聖恵さんへのインタビュー』 http://amba.to…

詩「石巻(一)」

石巻(一) 河津聖恵 ここに私たちがやって来たのはどのようないきものの意志によってか連れて来られたのは石化した魂か影の傷から影の血をしたたらせる影の死体か光に磔にされたいそう願ったのは本当は誰だったかかたちをなくしたことばをふたたび象られる…

愛沢革『石のいた場所』(土曜美術社出版販売)

少し涼しくなり 春から夏にかけて送って頂きながらそのままになっていた詩集群をようやくじっくり繙く気力が出てきました。 愛沢革『石のいた場所』(土曜美術社出版販売)。一昨年出た『空と風と星の詩人 尹東柱評伝』(宋友恵訳、藤原書店)の訳者による第…

10月8日のシンポジウムのお知らせ 世界死刑廃止デー企画「響かせあおう 死刑廃止の声2011」

死刑問題のシンポジウムについてのお知らせです。日本が文明国であれば行われるはずもない死刑。私たちの日常が、死刑を当たり前のように受け入れているというのは異常です。「われわれは無限定な『われわれ』であるかぎり、つまり砂のような良民の群であり…

昨日、脱原発を求める集会とデモに初参加しました

昨日、脱原発を求める集会とデモ(9.10原発NO!京都府民大集会)に参加しました。 京都・円山音楽堂に2600名が参集しました。昨日10日と今日11日の二日間、政党が市民運動と連帯して行うという形のもの。政党の動員力もあったとはいえ、これだ…

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(6)

ソウル郊外の吉祥寺(キルサンサ)。最後の日に、ここで「ハッキョへの坂」を朗読。緑がとても美しいお寺。昔は料亭で、その女将が寄進したものだそう。静かな日溜まりの中で朗読した時、頭上からは鳥の声がきこえ、詩の中の風景がそのまま、現れてきたよう…

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(5)

地下鉄で見かけたおしゃれな広告。「ピアノを止めて。今日は雨の音が主人公だから」というような意味です。

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(4)

夜遅く入った、ソウル・インサドンの「小鳥カフェ」。古風かつ可愛いらしい内装の店内に、小鳥が数羽、放し飼いにされている、伝統茶のお店。凄く落ち着いた。小鳥のさえずりをききながら、「あじさい茶」の甘露を味わいました。孤独な日本の歌人の話をしな…

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(3)

韓国は、今は漢字をほとんど使いません。昼の光の下、ソウルの街並みに蝟集するハングルはかしましく、視覚にも痛いような感じ。でも夜のネオンサインのハングルはただ美しい。黙して語らぬ何かに、優しく見つめられるよう。右は「スターバックス珈琲」。

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(2)

チネで出会った、可愛いムグンファ(むくげ)。しぼんでもまた咲く生命力の強さが、韓国の歴史と韓国人の性格にも例えられるという国花です。

韓国で出会った花、光、緑、ことばたち・・・(1)

韓国・チネで出会った鳳仙花。この花びらで爪を染めて、その色が初雪の日まで残っていれば恋が実るといいます。ほんとうに、そんな色です。

4日韓国・鎮海(チネ)で行われたキム・ダルジン文学祭で朗読しました

昨日、韓国から戻ってきました。朗読会、交流会などを中心に、様々な出会いに満ちた日々を過ごしました。 4日には、鎮海(チネ)で、キム・ダルジン文学祭が行われそこで私も朗読をしました。 前日3日には、韓国の詩人たちによる討論会と、ユン・ドンジュ…

明日から韓国に行ってきます

明日から韓国に行ってきます。朗読するために。残念ながら日本語でですが。でも詩は、個別の言語を超えた「ことば」だと思っていますので、「ことば」の力を思い存分?解放してきます。「ハッキョへの坂」も読む予定です。それでは帰国後にまた・・。