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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

京都新聞5/8朝刊記事「言葉の力で認め合う社会を」

 本日、京都新聞朝刊に、一昨日金里博さんと私で受けた取材の記事が掲載されました。
若い記者さんに大変うまくまとめてもらえて、感激しています。
 なおこの記事に日程が書かれていますが、伴走・支援して下さる方がいれば、心強いです。私の方までご連絡下さい(kiyoe51803291@kib.biglobe.ne.jp)。伴走は、後ろや前あるいは遠くについて歩くだけでけっこうです。支援とはたとえば、この記事写真にあるプラカードを見かけられたら、手を振って下さるようなこと。京都または近隣の方々のお力添えをいただければ嬉しいです。なおプラカードの文字は、天を意味する赤色と地を意味する青色で書かれています。時間帯は10日(午前)、11日(午前と午後)、15日(午後)、16日(午後)です。

京都新聞5/8朝刊記事Image518
「言葉の力で認め合う社会を」−−朝鮮学校 無償化求める文

「言葉の力で、互いを認め合う社会を目指そう」と、京都や教護、沖縄の詩人ら24人が、朝鮮学校を高校無償化の対象とするように求める意見集を作った。文章を寄せた在日韓国人の詩人が、京都市内で10日から「一人無声デモ」を行う。
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 朝鮮学校の無償化除外が政府内で持ち上がった経緯や、政治家の発言などが報道されたのをきっかけに、左京区在住の詩人河津聖恵さん(49)が、意見集作製を呼び掛けた。河津さんは「政治的な理由で、教育を受ける子どもたちが排除され、排外主義的言論が強まる状況に『言葉しか持たない』詩人としてあらがう」と話す。
 意見集には「『排除の論理』を乗り越えるために」などと題した24人の文章を掲載。民族教育の保障や「除外」がもたらす子どもたちへの痛みについて訴える。
 在日一世の詩人金里博さん(68)=伏見区=は「同じ土地で暮らす子どもに格差を設けることはトラウマを生む」との意見を寄せた。「『言葉の圧力』に屈せず在日としての心情を行動で示したい」と10、11、15、16日の4日間、中京区の市役所周辺などで「一人無声デモ」を行う。韓国の軍事独裁政権期に活動家が用いた手法で「共に21世紀を生き、創る高校生です。朝鮮高(級)生にも授業料免除を!」と記したプラカードを掲げ、無言で歩く。
 文科省は第三者機関での検討を経て夏ごろまでに朝鮮学校を無償化の対象に含むか決定する方針。河津さんらは4月下旬に意見集を同省担当者に手渡した。