京都も今朝は大雪です。
この急激な気温低下(恐らく湿度も気圧も?)
そして外界の白一色化は
身体だけでなく精神にも
ふいの変化をもたらすようです。
今、窓の外にふる雪を見つめていると
外界からは閉ざされているのに
内面へは無限に解放されていくような気持になります。
そう、この白い景色はほんとうは
私の内奥深くにあるのです。
昨夜の沢田さんからの一報が
思いのほか
大きな安堵を私にもたらしてくれました。
夢の中では涙さえ流していたように思う。
きっと私は
表面上はいらだち、怒り、不信におちいりし
あるいはその反動で不必要に喜びにかられし
ときには無感動へと自分を放擲しながらも
ずっと人への信頼を
人からの励ましをつよく求めていたのです。
このところそうした「真実」を時々
非現実の亀裂のように思い知らされます。
あるいはそれが現実そのもののなのでしょうか。
変化しつづける心の水の流れの奥底には
魂の川床にひそむ自分自身という不眠のイキモノがいます。
そして
つねに空からの光をもとめています。
ふってくる雪が靜かな光のような冬の休日に。
あ、本当に小さな光が射してきました。