来る2月13日、尹東柱の71回目の命日を前に、尹東柱の<追悼式と文学講演会>が西南学院大学チャペル内にある「チャペル・センター」で2時から行われます。多数の方々にご来場いただき、詩人の魂に想いを馳せながら、追悼の時を共にしてほしいと願っております。お知り合いの方々にもぜひお知らせ下さい。(私自身も会の第二部で尹東柱と自分についての関わりを中心に、お話をさせて頂く予定です。)
詩人尹東柱の<追悼式>と<文学講演会>案内
尹東柱(ユン・ドンジュ)は71年前の1945年2月16日、旧福岡刑務所(藤崎)で亡くなりました。生前は詩集を出せませんでしたが、没後刊行された『空と風と星と詩』は韓国ではベストセラーとなり、今や国民的詩人です。彼の清らかで澄んだ詩をしのんで文学講演会を開催いたします。
参加費は無料です。また、予約は必要ありません。
当日、直接会場においでください。
主催=「福岡に尹東柱の詩碑を建てる会」
日時=2016年2月13日(土) 午後2:00〜5:00
場所=西南学院大学チャペル内「チャペルセンター」
※チャペルは、西新駅を出て修猷館高校の前を通り、左に向って修猷館と西南大の間を行くと右端(体育館の前)にあります。または、早良郵便局の前、修猷館高校の角の防塁の道を福岡タワーに向かって行くと右手にあります。
第一部(追悼式)
讃美歌
聖書朗読
尹東柱の詩「序詩」の朗読
短い追悼の言葉
讃美歌
第二部(尹東柱文学講演会)
演題「尹東柱の詩と生に照らされて」(約1時間)
講師紹介=河津聖恵さん(詩人、京大独文学科卒、H氏賞、現代詩手帖賞など受賞。近著に『闇より黒い光のうたを』藤原書店2015、『パルレシア−震災以後、詩とは何か』思潮社2015がある)
質疑(15分)
※【河津さんのコメント】
講演のタイトルは、岡部伊都子さんの本のタイトル「沖縄に照らされて」から発想しました。尹東柱といつ出会い、どうして惹かれていったのか、自分の詩と生をどのように照らし出され、何を気づかされたのか、というような意味合いをこめています。話の中では、具体的な作品にも触れたいと思います。研究者ではない市井の愛読者が多いという前提で、等身大の内容を考えたいと思います。
文学講演会終了後、講師の方をかこんで懇親会を行いたいと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしております。