#title a:before { content: url("http://www.hatena.ne.jp/users/{shikukan}/profile.gif"); }

河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

一ヶ月の山を越えて

だんだん本格的に春が胎動してきた気がします。Image449
京都の家の近辺ではウグイスの鳴き声がちらほらきこえてきます。
となりの空き地では
日頃無視されている梅がここぞとばかり
白い可憐な花を咲きほころばせています。

早いもので、
このブログを立ち上げてから一ヶ月以上になりました。
当初は自分のことですから
せいぜい一ヶ月坊主かな?
などと思っていたのに
いつのまにかこの場所に書くことが
色々考えさせられるきっかけになっています。
ブログと日記は違って
自分自身と向き合いつつ、
その向き合いはまた不特定多数の人にも向けられています。
ブログを書き続けていると
自分だけの自分という部分はだんだん小さくなっていき、
他の人と共有する部分
あるいは少なくとも共有していると確信できる部分が
自分の中で大きくなってきた気がします。
そういう意味でもやり始めて良かったと思います。

なぜブログをやり始めたのか。
一ヶ月の山を越えた記念に少しふりかえってみたいと思います。

私がブログに期待したのは
ひとえに「発信」の手段としてです。

2月には二つ私にとって発信したいイベントがありました。

2月7日の「東柱を生きる会」と
21日には熊野市での朗読会です。
とりわけ「東柱を生きる会」は私が主宰の中心でしたから、
なんとか宣伝をと思ったわけです。
お陰様でこのブログを見て参加して下さった方々がいました。
また会の熱気の冷めないうちに報告を書き込めたのもよかったです。

最初は
ブログなんて魂を売ることになるのでは?
と大げさに考えていたのですが、
何でもやってみるべきですね。

ではそもそもなぜブログ立ち上げの「東柱を生きる会」を始めようとしたか。
今思い返せば
12月19日に同志社大学で行われた「ヒロシマピョンヤン」という
ドキュメンタリー映画の上映会から
私の中で動き出したものがありました。