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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

7月21日京都新聞朝刊「連歌デモ」を紹介した記事が載りました!

京都新聞に「連歌デモ」を紹介した記事が載りました!

7月21日京都新聞朝刊
原発の意志 31文字に
 歌ブログ反響
~京の詩人開設 半月で600首書き込み~ 

 京都市左京区在住の詩人、河津聖恵さんがインターネット上に今月開設したブログ「連歌デモ」に賛同の輪が広がっている。反原発の意思を31文字の短歌に込めて発表し、それを詠み継いでいく形式で、開設から2週間で600首を超える歌が書き込まれた。河津さんは「市井の人々の多様な思いがにじみ出ている。万葉集にちなんで1万首を目指したい」と話す。

 きっかけは、河津さんがツイッター(短文投稿サイト)で交流していた男性から寄せられた歌だった。
 〈君の��声�£ョきしとき君は海を越え北の大地で時に鬱(うつ)む〉
 福島県外へ避難した「君」への思い。歌には「あなたをツイッターで知ったとき、あなたは北海道に避難していた。その土地で時折悩むあなたに、ぼくは何もすることが出来ない」とも書き添えられていた。
 それに共感して河津さんも詠んだ。
〈闇深く��声�≠�灯(とも)して君はいた破壊された言葉の荒野に〉  
 この2首に続いて詠む人が増えたため、今月5日に専用ブログを設けた。ルールは「原発に苦しむ誰かに向けて歌う」「いつか、うたの力が原発を止めるだろうと信じて」の二つ。31文字を一人で詠む、または前の人が詠んだ五七五を受けて次の人が七七を詠む方法で参加を呼びかけた。
 〈人はいさ こころも知らず 原発の 夢幻は 砂上虚(むな)しく〉
 〈爆発を知らず吾子らと並びしを 逃れし京で慟哭(どうこく)する母〉
 〈水田に きらきら輝く硝子(がらす)片 誰も抜けない あの日の証拠〉
 河津さんは「みんなが潜在的に詠(うた)いたい気持を持っていることを、私自身が知らされた。作品数が千になった段階で製本し、官邸や政治家に届けたい」としている。http://reliance.blog.eonet.jp/default/2012/07/post-9dcf.html