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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

3.31鶴橋カウンター&反ヘイトクライム連歌

一昨日、鶴橋で行われた在特会による差別デモへのカウンターに参加し、 Counter
プラカードを掲げながら、抗議の声を上げてきました。このデモについては下記の記事をご参照下さい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130401-00000008-scn-kr

当初は荒れるなどという予想をきいていので
行くのをためらっていました。
しかし実際は
カウンターの人数と声はかれらを圧倒していました。
鶴橋駅前、日本橋、道頓堀と三カ所で見た
レイシストたちの実像は
街の風景から完全に浮き
街ゆく誰にも声は届かず
日の丸のたけだけしさとはうらはらにZaitoku
はかない蜃気楼のように思えました。

2009年12月に起こった
京都初級学校襲撃事件では
街宣車に乗るでもなく普通の市民を装いながら、
聞いたこともない言葉のナイフを
白昼堂々子どもたちに思う存分ふるう
鬼に変貌したかれら。
林立して掲げられる日の丸の赤は
かれらの心を染めている色、
社会を不信と憎悪へ向かわせようとする怒りの色です。
しかし
人と人とが長い歳月をかけて
事実の積み重ねと労苦をかけて築かれてきた信頼関係を
愉快犯がふるう一瞬のナイフで分断させてはなりません。
社会の空気そのものが
かれらを追いつめていくようにしなくては。
さらに多くの人々がカウンターで
かれらに罪を突きつけていかなくては。
それは途方もない罪を無自覚に重ねる人々自身にとっても
必要なことなのです。

また昨日から今日にかけてTwitter上で
鶴橋と新大久保でのカウンターに参加された二名の方と
連歌をしました。
たまたま@HeartRightsさんの第一首に私が返歌を付けたことから
始まったものです。
同じ経験から新しい感情と希望を触発しあえた
楽しいひとときでした。
@HeartRightsさん、@confuocoDalnaraさん、
どうもありがとうございました。

言の葉に憎しみ乗せず目の前にいる人を見て仲良くしよう

3.11後残されたのは言葉だけ心のようにいつくしもうよ

けものらの群れに抗い掲げらる握手の絵こそ人類の花

けものらよ言葉のナイフをすてたまえわれらの花の力の前に

咲き誇れ汝れの庭に咲かせよう己の庭に言の花、心花を

沿道に咲いた言葉の花の列人の理性の訴えて咲く

声受くるプラカのふるえに実感す理性もとむる花々の開花を

地を揺らす理性の叫び受けて咲くプラカの花に満ちる凛性

プラカードに落つ花びらのやわらかさ染め広がるかこの国にも

この地にも埃払えば見えるはずプラカの花を育てた国土(つち)

花冷えの冷気を溶かすプラカの声言葉の届く世界を希いつ

言の葉が差別の毒で枯れるとも土は咲かせる理性の花を

花ひらく土には涙もしみておりあの日俯き耐え抜きし友

偽りなき香り残せし花のごと余韻も力 プラカの言葉

顔も名も知らぬ人とも並び立ち共に叫んだ生きてくために

いづくよりかの人々は来たれるか「良心」という祖国のために

花びらのごと手のひらに落つ言葉やがて心の地土耕すか

花びらは闇を照らしておりてゆく手のひらたちと呼び交しつつ