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河津聖恵のブログ 「詩空間」

この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

辺見庸『国家、人間あるいは狂気についてのノート』(毎日新聞社)�B

現在の正気然とした表層を「視かえし」、狂気の実相をあばくこと。それは抵抗というよりも(辺見さん自身「ことここにいたって抵抗などという、そらぞらしいもの言いをする気はない」と書いています)、まさに「晴れやかな明視界にたいする」「わたしの暴力…

辺見庸『国家、人間あるいは狂気についてのノート』(毎日新聞社)�A

今何が起きているのか、現在の真景とはいかなるものか。この明るい闇に暗順応し私たちはそれをつかみ、突きつけなくてはならないのです。それが今ぎりぎりに残された抵抗です。狂気を狂気としてまなざす眼力。それこそが狂気が正気然としてまかりとおる絶望…

辺見庸『国家、人間あるいは狂気についてのノート』(毎日新聞社)�@

辺見庸さんの新著『国家、人間、あるいは狂気についてのノート』(毎日新聞社)を読みました。 「すばる」2月号の小説「青い花」と共に昨今の自分が抱え持つ、浮遊するようなうっすらとした不安や絶望に確かな重みを与え、降り立つべき底を示してくれた一書…

3.31鶴橋カウンター&反ヘイトクライム連歌

一昨日、鶴橋で行われた在特会による差別デモへのカウンターに参加し、 プラカードを掲げながら、抗議の声を上げてきました。このデモについては下記の記事をご参照下さい。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130401-00000008-scn-kr 当初は荒れるなどと…