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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

『#連歌デモ』第三巻が出来ました

『#連歌デモ』第三巻が出来ました。Rengademo32
編者がいうのも恐縮ですが、
とてもいい本に仕上がっています。
B6判変型、本文112頁です。
見返しの、ライラックとグレーの中間のような淡い色がとてもきれいです。
本文の作品も、一行に入る字数によって、フォントを変えて貰っていて
小さな注の付け方も絶妙。
印刷屋さんの苦労がしのばれます。
(印刷屋さんは私達のデモの趣旨に賛同して下さり、
ぎりぎりの予算で引き受けてくれました)

もちろんビジュアルな面だけでなく、
内容が本当に素晴らしいとあらためて思います。
一首一首がまさに「デモ」の立ち姿なのです。
第三巻には昨年八月二四日から九月二十五日までの投稿作品を
ほぼ時間の流れに従って収録しましたが、
ここにある歌々はまさに
晩夏から秋にかけて美しくなっていく夕焼けを背景とした
感情の影絵たちのようです。
どの歌がどの方のものかもう分からないのですが
それだけに思いがつよく迫ってきて、胸がつかれます。

あの民主党政府の新エネ戦略の「原発ゼロ」が
立地自治体などの反対によってなしくずされていくのを
目の当たりにしていた頃の歌々です。
しかしだからこそ言葉はいきいきと沸騰しています。
この悲しみを訴えたいと胸を打っています。
これらはあの悲しい雪崩の季節にたしかに刻まれた
一人一人の生のシルエットです。
この痕跡だけは何者も消すことはできません。 
                 
多くの方々に手に取って頂きたいと思います。
申し込みの方法と内容の一部は下記の記事を御覧下さい。
http://reliance.blog.eonet.jp/default/2013/02/post-8234.html

なお、『女性のひろば』4月号にJosei
「#連歌デモ」についてのエッセイ
原発という悪意に歌で立ちはだかる」を書いています。
機会があればぜひ読んでいただければうれしいです。