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詩空間

河津聖恵のブログ。この世界が輝きわたる詩のプリズムを探しつづける。

新聞読者の投書を転載「思想を条例で縛る暴挙」

本日の京都新聞朝刊の投書に、今回の君が代起立条例案提出について、的確な意見が掲載されていたので、転載します(お名前は省かせていただきました)。この方も言われているように、君が代について自由に議論が出来ない社会の果ては、必然的にファシズムです。

思想を条例で縛る暴挙
                                                           京丹波町 パート57才
                                       
 大阪府知事大阪維新の会が「君が代不起立で職員クビ」条例を計画し、府議会に同条例案を提出したという記事が新間に載った。もし仮に、護憲派が大勢を利用して「改憲派議員・職員クビ」と言えば、反民主、独裁となって大混乱は必至である。逆の場合も同じだろう。 
 個人の行動、考え方を「ルール」という形で縛るとき、行き着く先は、硬直した、物申すことのできない社会になるのではないか、という危機感を持つ。
 
 第1次世界大戦後のドイツで、当時、世界で最も民主的と評価されたワイマール憲法の下、極度の混乱と未曽有のインフレの中、内閣は頻繁に交代して社会不安が増大し、それに乗じてナチスの台頭を許した。

 ニューリーダーを求めるあまり、新勢力が台頭して、後で「こんなはずではなかった」と後悔するなら、福島原発を安全と信じて導入た人々の二の舞になる。権力にとりつかれた者に独裁を許すと、ファシズムがやってくる。

 当たり前にもの言える社会を政治の大津波で奪われないようにしたい。東日本大震災の教訓が「リスクの分散」なら、一極集中の権力は大きなリスクを伴うことに、あらためて気付くベきだ。