4/19付東京新聞の「新刊案内」で拙著『闇より黒い光のうたを』(藤原書店)が紹介されました。大変的確な内容でした。「詩の力」という言葉が嬉しいです。
「ツェラン、ボードレール、石原吉郎、原民喜…。近現代に活躍した内外の詩人十五人の作品の魅力と、時代や人生の危機に直面した詩人像を紹介し、彼らの詩の力を考察した論集。詩とは本能的な危機意識に関わるものであり、すぐれた詩人とは時代の闇に牙をむ〈詩獣〉のような存在なのだという。詩人の内面に潜む獣性という視覚から、言葉と人間存在を照射する。」
なお、4/5には朝日新聞でインタビュー「著者に会いたい」で紹介されました。