きたる10月23日、下記のように紀州で詩集『龍神』の朗読会を行います。
「白熱する彼方」(ランボー)ならぬ、海は銀光り、山も緑やわらぐ10月の紀州での朗読会です。ぜひおこし下さい。
詩と音楽とことばの時間
紀州・熊野を詩(うた)う、奏でる、語る�U
2010.10.23 詩集『龍神』(2010年4月思潮社刊)朗読会
日時:10月23日(土)18時から20時(開場17時半)
場所:ギャラリー寿苑(0739-22-0477/田辺市湊710)
朗読:河津聖恵
講演:近藤洋太「小山俊一と紀州」
参加費:1000円
問い合わせ先:倉田昌紀
(kurata.m@hyper.ocn.ne.jp/和歌山県西牟婁郡白浜町富田242)
*プロフィール*
河津聖恵 1961年東京都生まれ。京都大学文学部卒業。第23回現代詩手帖賞受賞。詩集に『姉の筆端』、『クウカンクラーゲ』、『Iritis』、『夏の終わり』(第9回歴程新鋭賞)、『アリア、この夜の裸体のために』(第53回H氏賞)、『青の太陽』『神は外せないイヤホンを』『新鹿』『龍神』『現代詩文庫183・河津聖恵詩集』。詩論集に『ルリアンス――他者と共にある詩』。野樹かずみとの共著に『christmas mountain わたしたちの路地』『天秤 わたしたちの空』。『朝鮮学校除外反対アンソロジー』発行人。京都在住。
近藤洋太 1949年福岡県久留米市生まれ。中央大学商学部経営学科卒業。日本大学芸術学部文芸学科非常勤講師。「歴程」同人、日本文芸家協会、江古田文学会、萩原朔太郎研究会会員。詩集に『もがく鳥』、『七十五人の帰還』、『カムイレンカイ』、『水縄譚』、『水縄譚其弐』。評論集に『矢山哲治』、『反近代のトポス』、『〈戦後〉というアポリア』、『保田與重郎の時代』。編著に『中桐雅夫詩集』。東京在住。
小山俊一 哲学者。1919年福岡県門司市に生まれ。九州大学農学部卒業。学生時代「こおろ」同人。 1972年から1974年にかけて紀州在住。田辺市と白浜町富田中に住む。以後、宇和島市、松山市在。1991年没。著書に『EX―POST通信』、『プソイド通信』、『私家版 アイゲン通信』、『Da通信』(高松源一郎編集・発行)。『私家版・敬愛する人からの手紙�T小山俊一書簡』(小山内俊隆編)、『私家版・敬愛する人からの手紙�U(続)小山俊一書簡』(小山内俊隆編)他。