第4詩論集『「毒虫」詩論序説ー声と声なき声のはざまに』(ふらんす堂)が本日出来上がりました。
2015年から2019年にかけて発表した、詩論、エッセイ、書評、時評を収めました。
「詩は『毒虫』の声の側にある。正確には『毒虫』の中の人間の声、つまり毒虫化した世界によって、人間のものだからこそ通じないもの、『毒虫』のものとされてしまう声の側にある。」
コロナウイルスという本物の毒虫が、私たちを孤独な戦いへ追い詰めている今、この本が多くの出会いに恵まれることを願っています。
書籍サイトではやや購入が難しいようです。以下のふらんす堂オンラインならば在庫があります。https://furansudo.ocnk.net/product/2667