イギョラ、チョーゴー!
「がんばれ、朝高!」という意味です。
花園に今日午後、歓声が響き渡りました。
全国高校ラグビー大会準決勝戦。
強豪神奈川の桐蔭学園との宿命の対決です。
私もテレビの前で応援をしました。
しかしラグビーは殆ど見たことのない人間なので
何をどう応援していいやら。
最初のうちは間断のない激しいぶつかり合いの連続に
「わー、怪我しないで〜!!」とドキドキのしっぱなし。
しかし次第にルールも分かってきました。
最初押され気味で先制を許した朝高が
前半終了間際にトライとゴールを決めて
逆転の可能性が出てきてからは
だんだん落ち着いて見ることが出来ました。
(幕間に寸劇仕立ての神戸製鋼のCMがかなり面白く、自然とリラックスできました・・)
後半、いきおいをとりもどした朝高はトライとゴールを決めますが
隙を突いた桐蔭学園の松島選手が百メートルも一人で走って
決定的なトライを決めてしまいました・・・
結局は10−21でノーサイド。
しかし、朝高の選手の一人一人の一生懸命な勇姿は
本当に感動的でした。
じりじりと相手陣地に攻め込んでいく粘り強い姿は
私の胸にたしかに刻まれました。
多少のことではめげてはいけない、
共に力を合わせて、諦めずがんばるんだ──
この試合を思い出す度に
私はその声を聞くことでしょう。
しかし若人の肉体と肉体のぶつかりあう音はなんて魅惑的なんだろう、と
つくづく思いました。
魂の底を打つ、とても人間的な音でした。
今日の試合について詳しくは日刊イオにて→ http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/